WTCR：トム・コロネルがひさびさホンダへ。ブーツェン・ジニオンに加入

長年WTCC世界ツーリングカー選手権に参戦していたトム・コロネルが、2018年から始まるWTCRワールド・ツーリングカー・カップに向けて、ブーツェン・ジニオン・レーシングに加入し、ホンダ・シビックTCRをドライブすることになった。

　45歳になるコロネルは、WTCCで6勝を挙げるなど、トップドライバーのひとりとして活躍。2018年に向けて去就が注目されたが、新たにホンダ・シビックTCRで参戦するブーツェン・ジニオンに加わり、すでに加入が決定しているティアゴ・モンテイロとチームメイトとなる。

　コロネル車のカラーリングは、WTCC時代と同様にDHLのイエローをベースにしたものに。お馴染みと言えるリヤエンドの『EAT MY CHEESE！』もそのままだ。なお、コロネルは2017年にブーツェン・ジニオンからシビックTCRでスポット参戦した経験があるものの、ホンダ車でシーズンのレギュラー参戦をするのは、2003年に全日本GT選手権で無限のNSX-GTをドライブして以来となる。

「世界的なツーリングカーレースで戦うのは、僕の人生だ」と語るのはコロネル。

「僕はTCRベネルクスで戦っていたいいチームを知っているし、ライバルとなるドライバーもコースも、技も知っている。今年はここ10年のツーリングカーレースで、最も激しい年になると思うんだ」

「でも、僕は接近戦が大好きだからね！　10秒リードをして勝つよりも、バトルして2位になるよ」