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MotoGP:ホンダ、2018年型RC213Vのスタジオショット公開。空力カウルで「最大限のハンドリング」を実現

2018年02月20日 22:32  AUTOSPORT web

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RC213V/マルケス機、ペドロサ機
レプソル・ホンダ・チームが2月20日にインドネシアのジャカルタでチームの体制発表を行い、そのなかで2018年型のホンダRC213Vがお披露目された。

 公開された2018年型RC213Vは、カラーリングとしては2017年型をほぼ踏襲したようで、大きな変更は見受けられらない。

 2018年型はシャシーの剛性バランスが修正され、旋回性と安定性を最大限に引き出すデザインとなっている。また、強度と同時にこのシャシーはタイヤのグリップを上げるため、柔軟性をも備えるという。

 RC213Vに採用されている4気筒1000ccの“V”エンジンは耐久性に優れ、新しいエンジンはより軽量化されながらパワーは向上、ライダーに扱いやすいキャラクターを持つようだ。

 今やMotoGPマシンの重要なパーツとなった空力カウル。2018年型RC213Vの空力カウルにより最大限のハンドリングなどを発揮するように改良された。ブレーキはカーボン製だが、ウェットコンディションの場合はユタカ製のスチールブレーキを使用するという。

 2017年はドゥカティのアンドレア・ドビジオーゾと最終戦までもつれたチャンピオン争いをマルケスが制し、ライダー、チーム、コンストラクターの3冠を達成したホンダ。2018年型RC213Vで、2年連続の3冠をねらう。