2月20日、インドネシアのジャカルタで、MotoGPに参戦するレプソル・ホンダ・チームが2018年の体制発表を行い、2018年カラーのホンダRC213Vが公開された。
この日行われた発表会ではライダーのマルク・マルケス、ダニ・ペドロサとともに、新たにチーム監督に就任したアルベルト・プーチ氏、HRC(ホンダ・レーシング・コーポレーション)ディレクターの桑田哲宏氏らも登場。
レプソル・ホンダ・チームは2017年、マルケスがMotoGP最高峰クラス4度目のチャンピオンに輝き、ペドロサがランキング4位を獲得。加えてチームタイトル、コンストラクタータイトルを獲得し、3冠の栄誉を手に入れた。2018年も引き続き、マルケスとペドロサのライダーラインアップでMotoGPを戦う。
2月16~18日にかけてタイのブリーラムで行われたMotoGP公式テストでは、ペドロサが3日間総合トップ、マルケスが4番手につけるなど、好調な仕上がりを見せていた。
マルケスはインドネシアでのチーム発表に際して「ホンダとMotoGPにとって、インドネシアは大事な国だから、ここでまた発表ができてうれしいよ」と喜びを表す。
「僕らはジャカルタに来る機会がたくさんあったから、親近感があるんだ! たくさんのファンが歓迎してくれるしね」
「僕らは冬の間にふたつのテストを行った。それはとてもいいものだったよ。次のカタールテストでは全てをまとめ、開幕に備えるべく頑張らないといけないね。2018年もまた上位で戦って、世界中のファンにすばらしいショーをお届けしたいと思ってるよ」
一方、ペドロサも「これだけたくさんのMotoGPファンがいるんだから、僕らがジャカルタで発表を行うのもわかるよね」とマルケスに同意。
「僕らは数日前も、タイで同じようにすばらしい歓迎を受けた。タイのテストでは充分に進んでいるように思えたけれど、僕らがカタールに行ったとき、どうだったのかわかるだろう。僕は再びレプソル・ホンダ・チームでシーズンを始められることを誇りに思っているし、チャンピオン獲得に向けて100%挑戦していくよ」