復活したDセグメントFRサルーンの『アルファロメオ・ジュリア』のラインアップで、堂々510PSを誇るフラッグシップモデルとして君臨する『クワドリフォリオ』に、さらなるパフォーマンスを追求する数々の専用装備を追加した初の限定車、『Quadrifoglio Carbonio(クアドリフォリオ・カルボニオ)』が登場。2月24日より発売が開始される。
アルファロメオの高性能モデルを象徴する伝統、“四つ葉のクローバー”の名を冠したクアドリフォリオは、仮想ライバルをメルセデスAMG C63やBMW M3/M4とする超高性能サルーンとして登場。
その心臓部にはV型6気筒直噴ツインターボエンジンが搭載され、最高出力510PS、最大トルク600Nmを電子制御8速ATを介して路面に伝える。2891ccという独特の排気量を持つこのエンジンは、公式にはアナウンスされていないものの、アライアンスを持つフェラーリ製のV8ツインターボから2気筒をカットした故の数値、ともささやかれている。
そんなフラッグシップモデルに初設定された今回の限定車『クアドリフォリオ・カルボニオ』は、その性能にさらに磨きをかけるべく“本物“を追求した特別装備により、究極のスポーツ特性を誇るクアドリフォリオのDNAをさらに強化したエクスクルーシブなモデルとなっている。
ボディカラーには“トロフェオ・ホワイト”と呼ばれる3層コートの高品質塗装を採用すると同時に、アルミニウム製のフューエルフィラーキャップやカーボンファイバー製のサイドミラーカバー、シフトノブインサート、イルミネーテッド・ドアシルガードといったリアル・マテリアルをふんだんに採用。
カーボン素材を用いた軽量部品を採用することで機能性を追求するとともに、ホワイトのボディとブラックパーツの織りなすスポーティなコントラストを実現している。
また足元にはダークグレー仕上げの鍛造19インチホイールを採用し、鍛造のメリットである高い剛性ゆえに実現した緻密なデザインを施した上で、4本合計10kg以上の軽量化を達成。デザインと軽量化の両方が開発重要項目とされたジュリアにとって最高の組み合わせとなっている。
リアルカーボンを中心とした合計100万円以上のこれら特別装備のパーツ類を備えつつ、車両価格はベースモデルの7万円高となる1139万円というアフォーダブルなプライスに抑えられた。その『アルファロメオ・ジュリア クアドリフォリオ・カルボニオ』は、全車右ハンドル仕様で限定50台が用意されている。
公式サイト:http://www.alfaromeo-jp.com/limited/carbonio/