パイナップルの味と形で、ロングセラー商品となっているパイン株式会社の「パイン飴」。しかし公式ツイッターアカウントは「@pain_ame」。ネット上では「今まで私達は『苦痛(pain)飴』を食べていた」などという声が上がり、話題となっている。
これに対して同社公式アカウントはツイッターに2月20日、「色々ご意見などいろいろとご意見など頂戴しておりますので、詳細に書くことにします」と投稿。アカウント名の背景を説明した。
「『pine』は『松』。『pine ame』としても『松飴』になってしまう」
そもそもパイナップルのスペルは「pineapple」で、松ぼっくりの形と似ていることから「pine(松)」、りんごのような味わいから「apple」を合わせて名付けられた。日本では「パイナップル」を「パイン」と略すが、
「パインアメをそのまま英訳するとpine candy=松飴となってしまいます。ですので、弊社パッケージに記載しております英語表記は『pineapple candy』になっております」
と説明。しかしツイッターアカウントを作成するにあたって、「pine」を使ったアカウント名が先に存在していた。また「厳密にいうとpine ameも松飴なので、正解なのか?不正解なのか?というところです」と迷っていたという。
「英訳したところで伝わりづらいということ、アカウント名が長いとつぶやく文字数が減ってしまった(編注:当時はアカウント名を含め140字までしか投稿できなかった)こともあり、アカウント開設当時はパインもアメと分かりやすくローマ字表記することになりました」
「『ame』がローマ字なので『pain』もローマ字読みしてください。以上です」
一連の投稿が行われる前日、同社は「このアカウントを開設してから7年半で様々な方からもう何十回も言われているのでまたか、という感じですが、『ame』がローマ字なので『pain』もローマ字読みしてください。以上です」と食傷気味なのが垣間見えるコメントをしていた。
これに対して、ファンからは、
「私も何度も突っ込まれて対応してるマッキーさんのツイート見て『またか』って感じです。お疲れ様」
「11万人もお友達(編注:フォロワー)がいると、いろいろありますね。新しいお友達は知らない人多いのかな?」
とねぎらいの声がかけられた。