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【動画】その差“0.000秒”。NASCARエクスフィニティ第1戦デイトナは歴史的展開に

2018年02月20日 10:52  AUTOSPORT web

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2018年のNASCARエクスフィニティ・シリーズ第1戦は0.000秒差で勝者が決まる歴史的展開に
2月17日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われたNASCARエクスフィニティ・シリーズの第1戦決勝で、“0.000秒差”で勝者が決まる歴史的バトルが繰り広げられた。

 モンスターエナジーNASCARカップの第1戦デイトナ500決勝前日に行われたエクスフィニティの開幕戦は5度の延長“オーバータイム”でレースが23周延長される荒れた展開に。

 迎えたファイナルラップ、シボレー・カマロSSを駆るテイラー・レディックとチームメイトのエリオット・サドラーはサイド・バイ・サイドでターン4を立ち上がり、チェッカーへ。

 アウト側につけるレディックとイン側のサドラーは、マシンをぶつけ合いながら、ほぼ同時にフィニッシュラインを通過。勝利の行方は写真判定に持ち込まれたが、計時上のタイム差は“0.000秒”と表示された。

 複数台がパックとなって走行するNASCARでは1000分の1秒まで計測する計時システムが導入されているが、今回のバトルはそのシステムでも差をつけられない、まさに僅差の争いだった。

 計時システム上は同着となった両者だが、写真や映像による判定の結果、アウト側を走っていたレディック車のバンパーがわずかに先行してフィニッシュラインを通過したと判断され、レディックが勝利を手にしている。

 なお、これまでのNASCARで記録された最小ギャップは1995年のキャンピング・ワールド・トラック、コロラド戦で記録された0.001秒だった。