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スーパー耐久:平中、吉田を起用。林テレンプ、富士24時間など計4戦に参戦へ

2018年02月20日 10:42  AUTOSPORT web

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スピンドルグリルを備えた884号車トヨタ86 ST-4仕様 イメージ
林テレンプは3月31日に鈴鹿サーキットで開幕する2018ピレリ・スーパー耐久シリーズに、林テレンプSHADE RACINGとして新規参戦すると発表した。参戦クラスはST-4、車両はトヨタ86となる。

 クルマの内装部品や液晶バックライト、アフターパーツなどのサプライヤーとして知られる林テレンプは、2015年よりTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceに参戦。ドライバーやメカニックなど、レースの活動に関わる全スタッフが自社の従業員というチームでこれまで3シーズンを戦ってきた。

 2017年も林テレンプ86Racingの名でクラブマンシリーズにエントリーし、竹内融治、林洋匡、HIRO HAYASHIらを起用したチームは活動4年目となる2018年、スーパー耐久シリーズのST-4クラスに挑むこととなった。

 参戦車種はこれまでと同じ『トヨタ86』となるが、リヤにGTウイングを設けるなどST-4クラス参戦に向けて戦闘力を向上。公開されたマシンイメージでは昨シーズンの86/BRZ Race車両にも見られた“スピンドルグリル”を継続するなど、スタイリッシュな顔立ちとなっているのが確認できる。

 社名の“ハヤシ”をもじったゼッケンナンバー884番を付けるマシンを駆るドライバーには、長年スーパーGT300クラスで活躍する平中克幸を新たにAドライバーに迎え、従業員ドライバーとタッグを組むラインアップとする予定だという。また、第3戦富士24時間レースでは今季、平中と同じGAINERからGT300クラスに参戦する吉田広樹がこれに加わる予定だ。
「林テレンプSHADE RACINGの一員としてスーパー耐久シリーズに参戦することを光栄に思います」とチームのホームページにコメントを寄せた平中。

「自分のレース経験を活かし、チームスタッフ、林テレンプの皆さまと表彰台、優勝を目指し全力で戦って行きたいと思います」と抱負を述べた。

また、吉田も「私は富士24時間レースへの参戦ですが、とてもタフなレースになると思いますので、チームに貢献できるようベストを尽くしたいと思います」と意気込みを語っている。

 林テレンプSHADE RACINGは全6戦で行われる2018ピレリ・スーパー耐久シリーズの第2戦スポーツランドSUGO、第4戦オートポリスを除く計4戦に参戦する予定だ。

林テレンプSHADE RACING 2018スーパー耐久シリーズ参戦体制
チーム名:林テレンプSHADE RACING
参戦クラス:ST-4クラス
カーナンバー:884
マシン:トヨタ86(ST-4クラス仕様)
代表:岡本裕則
監督:川谷高徳
ドライバー:平中克幸/従業員ドライバー/吉田広樹(富士24時間のみ)
参戦予定ラウンド:第1戦鈴鹿/第3戦富士/第5戦もてぎ/第6戦岡山
ホームページ:http://www.shade-racing.com/
※SHADE:Specialized Hayashi Telempu Driving Emotionの略