2月19日、鈴鹿サーキットが3月10~11日に開催する『2018 モータースポーツファン感謝デー』で、『中上貴晶&高橋巧~Hondaロードレース 新たなステージ~』を実施すると発表した。中上がLCRホンダ・イデミツカラーのホンダRC213V-S、高橋がこの日お披露目となるチームHRCカラーのCBR1000RRWで、デモンストレーションランを行う。
モータースポーツファン感謝デーは、レースシーズン開幕前に鈴鹿サーキットで行われる恒例のイベント。四輪、二輪によるデモランやデモレース、豪華ゲストの登場など盛りだくさんの内容が開催予定となっている。今回新たに発表されたイベントは、MotoGPライダーの中上と全日本ロードレース選手権ライダーの高橋によるデモランだ。
2018年にMotoGPクラスへ昇格し、LCRホンダ・イデミツから参戦する中上。2月16~18日にタイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで行われたMotoGP公式テストでは、MotoGPクラスルーキーながら3日間総合10番手に食い込み、開幕戦に向けて着実に歩を進めている。
その中上が『中上貴晶&高橋巧~Hondaロードレース 新たなステージ~』でデモランを行うのは、LCRホンダ・イデミツカラーのホンダRC213V-S。RC213V-SはホンダのMotoGPマシン、RC213Vを公道走行可能となるよう仕様変更したモデルだ。
マシンカラーリングは2017年の12月3日にツインリンクもてぎで行われた『ホンダ・レーシング・サンクスデー 2017』でお披露目されたが、日本のファンの前でデモランを実施するのはこれが初となる。
中上とともに登場するのは、2017年全日本JSB1000クラスチャンピオンの高橋だ。高橋は2017年、MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaから全日本JSB1000に参戦し、チャンピオンを獲得。2018年はチームHRCに移籍し、個人2連覇をねらう。
高橋が今回のイベントで駆るのは、チームHRCのワークスマシン、ホンダCBR1000RRW。ホンダは2018年、実に10年ぶりに全日本JSB1000にファクトリーチームをチームHRCとして復活させた。そのチームHRCのワークスマシンがこのイベント内でついにベールを脱ぐ。
『中上貴晶&高橋巧~Hondaロードレース 新たなステージ~』は3月10~11日、国際レーシングコース・東コースで行われる。開催時間は決定次第公式ウェブサイトで発表されるとのことなので要チェックだ。