2月16日から3日間、タイのチャン・インターナショナル・サーキットで行われたMotoGPオフィシャルテストは19日、全日程が終了。チーム・スズキ・エクスターのアレックス・リンス、アドレア・イアンノーネがそれぞれ今回のテストを振り返った。
■アレックス・リンス/チーム・スズキ・エクスター(3日目5番手/総合5番手)
「今回の3日間のテストに点数をつけるなら8点か8.5点といったところだ。たくさん仕事をし、いろいろなことにトライできた」
「2018年のマシンはいいベースを持っていると確信できたのでポジティブだよ。マレーシアでもいいパッケージだと思ったが、今では今回のパッケージに可能性が強いことを100パーセント確信した」
「新しいエアロフェアリングを採用する可能性は高い。これはアンチウイリーの点で多くの助けとなり、より多くのパワーを路面に伝えるのに役立つんだ」
「まだ調整中ではあるがいい方法で作業をしている。開幕前のテストの目標は、戦闘力を持ついいバイクを作り、今シーズントップ争いができることだ」
■アンドレア・イアンノーネ/チーム・スズキ・エクスター(3日目15番手/総合15番手)
「100パーセント満足しているわけではないが、ここまでのテストはとてもポジティブだ」
「ここ数カ月の間に改善したことを、最終的に比較するためにすべてのテストを試みることができた。一発のアタックでポジティブなパフォーマンスができなかったのが残念だったが、連続ラップではコンスタントに走ることができた。これはレースに向けて重要だ」
「また、新しいフェアリングもいいフィーリングを得ている。次のカタールではいくつかのこと決めてシーズンの開幕の準備をするつもりだ。繰り返しになるけれど、チャンピオンシップのスタートに向けて僕らはいい位置にいる」