タイ・ブリーラムで行われたMotoGPオフィシャルテストは3日間にわたる全日程を終了。このテストの総合トップタイムをマークしたレプソル・ホンダ・チームのダニ・ペドロサと、僚友マルク・マルケスが走行を振り返った。
■ダニ・ペドロサ/レプソル・ホンダ・チーム(3日目首位・総合首位)
「ポジティブな気持ちでタイをあとにできる。気温が高く、厳しいテストだったが、3日間本当にハードに働いた。最後はタイヤが残っておらず、テストプログラムを慎重にマネージメントしなければならなかった」
「たくさんのバイクのセットアップに関して取り組み、段階的にスピードとペースを改善できた。特にカーボンスイングアームをテストしたが、これは新たな領域で、まだ学習しフィーリングを確かめているところだ」
「チームの仕事、日本の開発陣の仕事にとても満足している。彼らの仕事がボクたちの改善に役立っていて、これはとてもいいことであり、ボクたちに自信を与えてくれる。うまくいけば、カタールの最終テストもこの方向で続けることができる。コンディションが異なるので、とても興味深いことになるだろう」
■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(3日目4番手・総合3番手)
「多くの周回をこなし、いくつかの分野でバイクのセットアップを改善することができたので、今日の仕事にはとても満足している。ラップタイムは昨日より遅かったが、タイムアタックはしなかった。20周のロングランも行ない、フィジカルコンディションにも問題なかったので、この点でも満足している」
「今日はカーボンスイングアームを含んで、いくつかの新しいことに取り組んだ。もちろん、それらは取り組み始めたばかりなので、ポジティブな面とネガティブ面の両面があるので、よりよく理解する必要がある」
「新しいエアロパッケージはポジティブで好みだった。少し異なるライディングスタイルが必要だが、一緒に履いたタイヤと共にコンスタントで、その点はうれしく思う」