モンスター・ヤマハ・テック3のヨハン・ザルコは、タイ・ブリーラムで行われたMotoGPオフィシャルテストを「とても速いペースで終えることができた」とテスト結果に満足しているようだ。
ブリーラムオフィシャルテスト3日目に、ザルコは7度のコースインで47周を周回し、1分29秒867を記録。3日目トップとなったレプソル・ホンダのダニ・ペドロサから0.086秒差で2番手となり、総合でも2位に。ヤマハ勢のトップでブリーラムテストを終えた。
テストを終え、ザルコは「すばらしい最終日になった。いいタイヤを使い、ラップタイムの目標を達成した」と次のようにテストを振り返った。
「多くの仕事をし、新しいコースについて十分な情報を得たので、今日はテストを早めに切り上げた。今日の結果はハッピーだ。ラップタイムもよく、うまくマシンをコントロールできた」
MotoGP公式サイトによると、ザルコは新型空力カウルと改良型エンジンを搭載した2016年型ヤマハYZR-M1を使用したとのこと。マシンの感触については「フィーリングはとてもいい」と手ごたえを感じているようだ。
「タイヤを理解し、マシンのセットアップを変更したときに何が起こるのかが分かった。すべてがよく、今回のテストに満足している。10月のレースのときはタイヤが異なるとしても、準備ができていると確信している」
「マレーシアとの比較するとタイでのテストはとても速いペースで終えることができた。これはカタールに向けてもいい兆候だ」