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神奈川県立近代美術館鎌倉館が「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」として19年春開館へ

2018年02月19日 14:13  Fashionsnap.com

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外観イメージ(平家池から)
2016年3月に閉館した神奈川県立近代美術館鎌倉館が、2019年春をめどに「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」としてオープンする。

 神奈川県立近代美術館鎌倉館は、日本で最初の公立近代美術館として、ル・コルビュジエに師事した坂倉準三の設計により1951年に鶴岡八幡宮境内に建設。65年間にわたって日本の美術界において先駆的な活動を展開してきた。
 閉館後、神奈川県指定重要文化財に指定された「旧神奈川県立近代美術館鎌倉館本館」の譲渡を受けた鶴岡八幡宮は、新たな理念のもと、鎌倉の魅力をより広く深く伝え、日本の伝統や精神文化に触れられる鎌倉のガイダンス施設として、また旧神奈川県立近代美術館鎌倉館への親しみを継承した美術展を展開する施設として再生を図ることを決めたという。
 今後はガイダンス展示や企画展示、文化イベント、セミナー、子ども向け活動、展示テーマや資料等に関する調査研究、資料や作品等の収集と保存などの活動を行なっていく。