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ドラマ『隣の家族は青く見える』にも登場 “絆”が魅力のYouTuber集団 フィッシャーズとは?

2018年02月19日 13:22  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ドラマ『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)内に登場する川村亮司(平山浩行)の息子・亮太(和田庵)が、第1話で見ていた動画が話題を呼んでいる。動画に登場していたのは、人気YouTube集団・Fischer’s(フィッシャーズ)だった。


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 彼らは中学の同級生であるシルクロード、マサイ、ンダホ、ぺけたん、ダーマ、ザカオ、モトキによって活動する、7人組のグループ。2018年2月16日時点の登録者数は400万人を越えており、HIKAKIN、はじめしゃちょーに次ぐ国内トップYouTuber集団だ。彼らの魅力は学生時代に仲間で集まり、「今日は何をして遊ぼうか」と趣向を凝らしていたあの頃に戻ったような気持ちになれるところだろう。数々の動画の中でも、体を張った体験リポートやドッキリ企画、さらにアスレチック鬼ごっこやテンション0,100%といったオリジナルゲームで遊ぶ動画が人気だ。


 彼らが見つけ、動画で紹介した遊びは小・中学生の間で話題となり、ムーブメントになる。『隣の家族は青く見える』の第2話で川村と亮太親子が遊んでいた「ナンジャモンジャゲーム」もその一つだ。


 また彼らは自身の魅力を引き立てるための撮影技術にも力を入れている。外で行うロケでは、GoProやドローンを使用した撮影も多い。動画のクオリティをあげるために、メンバーのマサイは個人のYouTubeチャンネルで様々なカメラやエフェクトを試してアップロードするなど新しいことにも挑戦している。そもそもYouTubeに動画を掲載しようと提案して半ば強制的にアップし、フィッシャーズが始まったのもマサイがきっかけだ。マサイの新しいものへの好奇心と興味がフィッシャーズを常に進化させているとも言える。


 さらに、彼らは音楽活動も行っている。昨年発表した「虹」はメンバー7人を虹に例え、それぞれが輝いた個性を持って活動しているという意味を込めた曲だという。作詞作曲をンダホが手がけ、歌い手でもあるぺけたんが歌い、MVをマサイが制作している。昨年の夏には『お台場みんなの夢大陸』でスペシャルライブを行い、イベント最多人数の7000人を動員した。


 また、リーダーのシルクロードは映画『トモダチゲーム』に俳優として出演したり、『YouTube FanFest』では司会を務めるなど、YouTubeを通して活動の幅を広げている。動画のみならず、若干23歳の彼らが今後どのように成長していくかも見どころである。今後も彼らの活躍が楽しみだ。


(平沢花彩)