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世の中をより良くしようとしたはずが…… カンヌ最高賞受賞『ザ・スクエア 思いやりの聖域』予告編

2018年02月19日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 4月28日に公開される、第70回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『ザ・スクエア 思いやりの聖域』の予告編が公開された。


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 『フレンチアルプスで起きたこと』のリューベン・オストルンド監督が手掛けた本作は、有名美術館のキュレーターが発表した展示作品“ザ・スクエア”が、世間に思わぬ反響を呼びとんでもない大騒動へ発展していく様を描いた社会派エンターテインメント。


 公開された予告編は、敏腕キュレーターのクリスティアンが、世の中をより良くすることが狙いの展示作品“ザ・スクエア”を解説する様子から始まる。「この正方形の中では誰もが平等で、助け合うのが決まりです」と洒落たスーツに身を包んで話すクリスティアンは、“デキる男”のオーラを放つが、そんなエリート紳士に予想外の出来事が降りかかる。人助けをした隙にスマートフォンと財布を盗まれ、さらには“ザ・スクエア”の宣伝動画が大きな炎上を巻き起こしてしまうのだった。


 映像の後半では、マンションのドアポストにビラを挿し込んだり、「よくも犯人扱いを!」と少年に怒鳴られたりするクリスティアンの姿が。さらには、パーティ会場で猿のモノマネをする謎のパフォーマーに詰め寄られた男から助けを求められるも、呆然としたまま固まるクリスティアンが映る様子も確認できる。(リアルサウンド編集部)