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ザ・バンド伝説のラストライブが蘇る 『ラスト・ワルツ』デジタル・リマスター版、4月14日公開

2018年02月19日 06:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 マーティン・スコセッシ監督作『ラスト・ワルツ』のデジタル・リマスター版が、4月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次ロードショーされることが決定した。


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 本作は、ロック・バンド、ザ・バンドの解散ライブの模様を収めたドキュメンタリー映画。ザ・バンドがバックバンドを務めたこともあるボブ・ディランをはじめ、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ヴァン・モリソン、ドクター・ジョン、マディ・ウォーターズら、親交のあった音楽界の大物が次々にゲストとして登場し、ザ・バンドと共演を果たした、1976年11月25日、サンフランシスコのウィンターランドで行われた伝説のライブの模様がを映し出される。


 製作はバンドの中心人物ロビー・ロバートソンで、スコセッシ作品の音楽センスに惚れ込んで監督を依頼。スコセッシは『タクシー・ドライバー』の名手マイケル・チャップマンを中心に、『イージー・ライダー』のラズロ・コヴァックス、『天国の門』のヴィルスモス・ジグモントら、7人の撮影監督を巻き込むことで、臨場感あふれるステージの映像化に成功。舞台美術と照明は『ウエストサイド物語』でオスカーを受賞したボリス・レヴェンが担当した。


 今年2018年は、1978年の公開から40年という節目の年。映画の冒頭では「大音量で上映すること」との指示が出るが、今回、初めてデジタル・リマスターの鮮やかな映像で、パワフルな大音量による公開が決定した。


 公開決定の発表にあわせ、ポスタービジュアル、予告編、場面写真も一挙公開されている。(リアルサウンド編集部)