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MotoGP:スズキの新型空力カウルを試したイアンノーネ&リンス。両ライダーともに好印象

2018年02月18日 00:12  AUTOSPORT web

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新型空力カウルを装着したマシンで走るアンドレア・イアンノーネ
タイ・ブリーラムで行われているMotoGPオフィシャルテストは2日目を終え、チーム・スズキ・エクスターのアレックス・リンスとアンドレア・イアンノーネがテストを振り返った。

■アレックス・リンス/チーム・スズキ・エクスター(2日目/7番手)
「今日のテストはとてもポジティブで、多くのことにトライした。ふたつの新フェアリングを試し、シャシー関連の新しいパーツをいくつか試した。とてもよかったと思う」

「新フェアリングはウイリー抑制に関していいフィーリングを得た。MotoGPマシンは電子制御でコントロールされているが、フロントタイヤが路面と接していれば、より多くのパワーをかけられる。新フェアリングは加速とスピードに関して役立ち、トップスピードの大きなロスなしにウイリーを抑制することができるんだ」

「今日は転倒もあったが、幸運にもケガはなかった」

■アンドレア・イアンノーネ/チーム・スズキ・エクスター(2日目/11番手)
「今日はポジティブなステップを踏むことができ満足している。新しい空力フェアリングはポジティブなフィーリングだったが、走り始めてすぐに転倒してしまったため、十分にテストができなかった」

「そのあと、セッティングなど優先順位を考えて取り組んだ。明日は新しいフェアリングをもう一度試してみたい。旧型のフェアリングと比較することができるだろう」

「全体的に仕事はうまく行っているし、マシンはユーズドタイヤでうまく走ってくれているが、新スペックのタイヤに合うセットアップを見つけなければならない」

「ロングランではいいペースで走ることができるが、予選では1ラップでスピードを発揮することが重要だから、それを理解しなければならない。バイクの調子はいいから、明日に向けて自信があるよ」