タイ・ブリーラムで行われているMotoGPオフィシャルテストは2日目を終え、LCRホンダのカル・クラッチローと中上貴晶がテストを振り返った。
■カル・クラッチロー/LCRホンダ・カストロール(2日目/8番手)
「正直に言えばパーフェクトな一日ではなかった。いくつか問題を抱え、午前中はポテンシャルをフルに引き出すことができなかった。テストアイテムも多く、いいタイムを記録できなかった」
「しかし、全体的にはよかった。ユーズドタイヤでの今日のペースに満足している。もし明日が決勝レースなら、僕たちは表彰台に立てると思うが、昨日のようなラップタイムではなかった」
「でも、現時点であまり心配はない。明日も仕事を続けなければならない」
■中上貴明/LCRホンダ・イデミツ(2日目/15番手)
「今日のテスト二日目は、セッションの終了間際にマルク(・マルケス)がタイムアタックをしていて、その後ろについて走ることができました。マルクも僕が背後にいることに気づき、ついてくるようにと合図を出して引っ張ってくれました」
「マルクが1分29秒9を出した周だったので、彼の後ろについて走るのは厳しかったのですが、おかげで僕も1分30秒9を出すことができました」
「後ろからマルクの走りを見ることで、とても多くのことを学べるラップになりました。なかでも彼の力強いブレーキングと素早い加速は、とても印象的でした」
「今日もルーキー勢の最上位で終えることができて、いい一日になりました。コーナーの立ち上がりには改善の余地がありますが、収穫の多い一日だったので、明日はさらに学習を進めて前進をしたいです」