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セリーナ・ウィリアムズ アフリカ系少女ら招き、映画『ブラックパンサー』試写会開く

2018年02月17日 16:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「こういう映画をずっと待っていた」とセリーナ(画像は『Serena Williams 2018年1月12日付Instagram』のスクリーンショット)
米時間2月16日に公開された映画『ブラックパンサー』。アフリカ系のスーパーヒーローを主人公にしたマーベル初の作品とあって、公開前から大きな話題を集めていた。公開前日にあたる15日、テニス界の女王セリーナ・ウィリアムズ夫妻は、アフリカ系の少女約40名を同映画のサプライズ試写会に招待、楽しい一夜を過ごしたようだ。

今回のイベントは、セリーナの夫で全米最大級のソーシャルニュースサイト「Reddit」の共同創業者であるアレクシス・オハニアン氏のアイディアによって実現したもの。7~17歳までのアフリカ系の少女を対象とした、コンピューター・サイエンスやテクノロジー業界でのリーダー育成をめざす非営利団体「Black Girl Code」に参加している約40名をサンフランシスコ市内の劇場に招待し、セリーナらと映画鑑賞を楽しんだもよう。少女たちはセリーナが来ることは事前に知らされていなかったため、テニス界のスーパースターが姿を現した途端、会場は大きな歓声に包まれた。

セリーナは映画が始まる前の挨拶で「(アフリカ系スーパーヒーローの主演映画誕生は)ここにいる私たちにとって、そしてすべての有色人種の人々にとって大きな出来事です」「これまで、アフリカ系を主人公にしたスーパーヒーロー映画はなかったので、とても嬉しくて興奮しています。こういう映画をずっと待っていました」と情熱的に語った。

のちに自身のInstagramでこのイベントについて記したセリーナには、「あなたこそ、真の“スーパーヒロイン”です!」「昨日会場にいた者です。娘たちはあなたとご主人に大きな感銘を受けました」「よき理解者・支援者であるご主人も素敵ですね!」と称賛のコメントが多く見受けられた。

米国では、毎年2月は「ブラック・ヒストリー・マンス」(黒人歴史月間)と呼ばれ、アフリカ系の人々が成し遂げた歴史的偉業を回想する月となっているため、このたびのイベントは少女たちにとってもまさにタイムリーだったようである。

画像は『Serena Williams 2018年1月12日付Instagram、2018年2月16日付Instagram「serenawilliamsLast night we surprised a group of girls from @blackgirlscode to watch black panther with me in a private screening.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)