タイ・バンコクでチーム発足を発表した『Honda Asia-Dream Racing(ホンダ・アジア・ドリーム・レーシング)』 アジア・オセアニア地区のホンダは、タイ・バンコクにて『Honda Asia-Dream Racing(ホンダ・アジア・ドリーム・レーシング)』のチーム発足を発表。元MotoGPライダーの玉田誠氏が監督に就任し、全日本ロードレース選手権JSB1000クラスにフル参戦するとともに、鈴鹿8時間耐久ロードレースにも参戦する。
『ホンダ・アジア・ドリーム・レーシング』は、2014年から玉田氏がチーム監督を務めるホンダアジアのオールスターチーム『Honda Team Asia(ホンダ・チーム・アジア)』から生まれ変わった新チームだ。新たに立ちあがるチームも、ホンダのマレーシア、インドネシア、タイのスタッフで構成されたオールスターチームとなる。
新チームを立ち上げての全日本フル参戦は、2019年シーズンからFIMアジアロードレース選手権で始まる予定のASB1000クラス(アジア・スーパーバイク1000)への参戦を見据えたものだ。
ライダーは、マレーシア・ホンダのエースライダーであるザクアン・ザイディを起用。ザイディはアジア選手権SS600(スーパースポーツ600)クラスで2度のシリーズタイトルを獲得しており、MotoGPのMoto2クラスにも参戦した経験を持つ。鈴鹿8耐には、2016年に玉田監督のもとで参戦した。
同時に、ホンダのタイ現地法人であるA.P.Honda(A.P.ホンダ)も2018年シーズンの体制を発表。玉田監督が2017年に続きをチームを率い、2018年シーズンはアジア選手権の最高峰クラスのSS600クラスに日本人ライダーの栗原佳祐とタイ人ライダーのパスワウエイト・タイトパララクを起用すると発表した。