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トランプ大統領夫妻、バレンタインデーも別行動で メラニア夫人は施設訪問

2018年02月16日 11:33  Techinsight Japan

Techinsight Japan

バレンタインデーを意識した「カルバン・クライン」の赤いラップコートがお似合いのメラニア夫人(画像は『The Children’s Inn 2018年2月14日付Twitter「From The Inn with love: big thanks to @FLOTUS for visiting us today.」』のスクリーンショット)
結婚25周年を迎えてもなお新婚さながらのオバマ前大統領夫妻。バレンタインデーに2人が交わしたツイートやミシェル夫人が送った44曲のプレイリストが話題になったが、ドナルド・トランプ大統領夫妻のバレンタインデーはどんな一日だったのだろうか。その対照的な過ごし方がメディアに大きく取り上げられた。

米時間2月14日のバレンタインデーに、メラニア夫人はメリーランド州ベセスダのNIH(国立衛生研究所)が運営する病気の子供と家族のための宿泊施設「チルドレンズ・イン」を訪れた。この施設に滞在している子供たち約20名とその家族らととともにクッキーのデコレーションやバレンタインカードの作成、そしてギフト交換などを楽しんでいた。

夫人は「とてもきれいよ」「あなたは強い子ね」などと子供たちに積極的に声を掛け、ギフトを手渡していたもよう。メラニア夫人の広報担当によれば、施設に滞在中のアンバーちゃん(8)から「ファーストレディの一番いいところはなんですか?」と質問され、「あなたのような子供たちに会えることよ」と笑顔で答える場面もあったそうだ。

最後に子供たちから“Happy Valentine’s Day, Mrs.Trump.”とメッセージの入った、カラフルな色使いで描かれたハートのキャンバスを贈られると、とても嬉しそうに「大切にしますね」と礼を述べたという。

子供たちに囲まれ、賑やかなバレンタインデーの午後を過ごしたメラニア夫人。午前中には「#HappyValentinesDay」のハッシュタグを添えて「チルドレンズ・インで子供達とスイートな午後の時間を過ごすのが待ちきれません」とツイートするなど、この訪問を楽しみにしていたようだ。しかしこの日のツイートでは、夫であるトランプ大統領のことには一言も触れていなかったため「バレンタインデーだというのに、完全に夫をスルーするメラニア夫人」「やっぱり家庭がうまくいってないみたいだね」といった書き込みも多数見られた。

皮肉にも前日13日には、大統領の顧問弁護士マイケル・コーエン氏が『New York Times』紙の取材に対し、元ポルノ女優のストーミー・ダニエルズ(本名ステファニー・クリフォード)さんとのスキャンダルで、トランプ大統領が口止め料として13万ドル(約1440万円)を支払ったことを認めたばかりだった。

また14日午後には、フロリダ州パークランドの高校で銃乱射事件が発生。多数の犠牲者が出るなど緊迫した状態となり、ホワイトハウスはバレンタインデーどころではなくなってしまった。

トランプ大統領夫妻にとっては、「なんてロマンチックなバレンタインデーなの!」「これぞ理想のカップル」と多くの人から称賛の声があがったオバマ夫妻とは、実に対照的な一日になってしまったようである。

画像は『The Children’s Inn 2018年2月14日付Twitter「From The Inn with love: big thanks to @FLOTUS for visiting us today.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)