トップへ

賃貸で一階に住むメリットは家賃の安さだけじゃない 「ゴミ出しが楽」「水圧が高いのでシャワーの出が良い」

2018年02月16日 07:11  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

賃貸物件の1階は、防犯面などから敬遠する人も多い。しかし中にはあえて1階を選ぶ人もいる。

2ちゃんねるには2月10日、「賃貸の1階に住むやつの理由」というスレッドが立った。スレ主も1階を好むのか、その理由を、

「行き来がしやすいから。以上!」

と言い切る。

段差が少ないので移動が楽 「自転車の室内保管に最高」


CHINTAIが昨年実施した「住みたい部屋の階数」のアンケート調査では、「1階以上」と答えた人はわずか7%。他と比べてひと際不人気だが、1階は階段やエレベーターを使わずに自室に行けるので、大きな荷物を運びやすいというメリットがある。

「自転車を持ち込んで修理するのに便利」
「まさにソレ自転車の室内保管に最高」

と書き込んだのは、自転車を趣味にする人や、駐輪場には置きたくないと考えている人たちだろう。ファミリー層であれば、ベビーカーの移動が楽なのも一階ならではだ。

「毎日エレベーターで昇り降りするの面倒だし時間の無駄」という意見もあった。移動が楽で、エレベーターを待たなくいい分、時間の節約にもなる。

上階に比べ家賃が安いのもメリットの1つだ。上の階になるほど眺望や風通しが良くなるので、賃料が高めに設定されることが多い。固定費を抑えたい人にとって、家賃の安さは何より魅力的だ。

日当たりの悪さや防犯面の不安に折り合いを付けられるかが鍵

東急リバブルはコラム内で、一階のメリットに「ゴミ捨て、忘れ物を取りに戻るのもラク」「階下がないので、子どもが室内で少々はしゃいでも気を遣わなくて済む」「水圧が高いのでシャワーなどの水の出が良い」などを上げている。一方デメリットとして、エントランスが近いがゆえに住人の足音が気になる、上階よりも日当たりが悪い、防犯面の不安から洗濯物を外に干しにくいなどもある。

2ちゃんねるのスレッドでも、「日当たりのせいもあるがジメジメしてて、窓も開けづらいので、なるべく1階は避けるようになった」「若干安いから入居してたけど、泥棒はいられてからは2階以上の物件を選ぶようにした」などの声があった。

上階、一階それぞれのメリットとデメリットを検討した上で、後悔のない部屋選びをしたい。