タイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで行われるMotoGPクラス公式テストを控え、2月14日に中上貴晶をはじめとするMotoGPライダーたちがタイの首都バンコクを訪れ、タイの文化に触れた。
MotoGP公式テストは2月16日から3日間にわたり行われる。その開催地、タイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットは2018年から新たにMotoGPカレンダーに加わったコースだ。
今回、バンコクを訪問したのは中上(LCRホンダ・イデミツ)とチーム・スズキ・エクスターのふたり、アレックス・リンス、アンドレア・イアンノーネ。さらにヨハン・ザルコ(モンスター・ヤマハ・テック3)、ジャック・ミラー(アルマ・プラマック・レーシング)も加えた5名だ。
ライダーたちはまずタイの寺院で、『暁の寺』という意味の名をもつワット・アルンを観光。その後もツアーガイドからバンコク各所にある寺院の説明を受けたり、イタリアの建築家によって設計し1925年に建てられた首相官邸などを訪れた。
また、タイのプラユット・チャンオチャ首相にも謁見。首相はライダーたちに敬意を表しつつも安全性についても奨励した。ライダーたちからサイン入りのヘルメットをプレゼントされると、その返礼としてサーキットでのお守りとしてチャームを贈呈。ライダーたちの安全を祈念した。
タイのチャン・インターナショナル・サーキットで行われるMotoGPクラス公式テストは、2月16日11時30分にスタートする。