「クレージュ(Courrèges)」が、2月26日付で新アーティスティックディレクターにYolanda Zobelが就任することを発表した。
Yolanda Zobelはベルリンでファッションを学び、20年間にわたり「ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)」「クロエ(Chloé)」「アクネストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」「ジル・サンダー(JIL SANDER)」などのブランドでウィメンズコレクションを手掛けてきた。クレージュのアーティスティックディレクター着任を前に、Zobelは「新しいクレージュを手掛ける機会をいただけたことに、とてもワクワクしています」とコメント。同氏のデビューシーズンとなる2019年春夏コレクションのプレゼンテーションは9月末に開催される。
ウィメンズウエア アーティスティック・ディレクターを務めていた前任のアルノー・ヴァイヤン(Arnaud Vaillant)とセバスチャン・メイヤー(Sébastien Meyer)はそれぞれ25歳と26歳の若さでディレクター職に抜擢され、デビューとなった2016年春夏コレクションではブランドにとって13年ぶりにランウェイショーを復活させるなど話題を呼んだが、2017年秋冬コレクションを最後に約2年で早期退任となった。
なお、同ブランドの新CEOのクリスティーナ・アトラー(Christina Ahlers)は2月12日付で同職に着任したばかり。