ルノーF1のニコ・ヒュルケンベルグが、“ハロ”とグリッドガールについてF1が最近行った決定をはっきりと批判した。
2018年F1に装着が義務化されたコクピット保護デバイス“ハロ”について、ヒュルケンベルグは昨年の時点から断固として反対する立場をとっていたが、今も意見は変わっていない。
「これは大きな話題だ」とヒュルケンベルグはNo Sports誌に語った。
「ばかげて見えるだけでなく、ハロが実際に助けになるような事故が起きる可能性はほんの僅かだ」
「モータースポーツはスピードが命だ。すべてのドライバーはその事に気がついている」
魅力的なグリッドガールを排除するという最近の決定は物議を醸している。以前からこの動きに反対していたヒュルケンベルグは、「ショーにとってさらなる後退」であると改めて批判した。
「クルマの前に素敵な女性たちがいることは、すべての面で良いことでしかない」と彼は言った。
30歳のヒュルケンベルグは2010年のF1デビュー以来、135回のグランプリに出場しているが、まだ優勝経験がない。
残念ながら統計上、彼は最も長く表彰台に立っていないF1ドライバーとしての記録を保持している。
「すごいことだよ。135回のレースで成果がないのに、まだF1にいるんだから!」と彼は冗談を言った。
「でも、努力して継続していれば、良いことが起こると常に信じている。だからプレッシャーはないよ。僕にとって最高の年は必ずこれから訪れる」