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北米中心のラリークロス『GRC』、5年ぶりの欧州戦は“ラリークロス誕生の地”で開催

2018年02月14日 13:02  AUTOSPORT web

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ラリークロス誕生の地として知られるイギリス・リッデンヒル
GRCグローバル・ラリークロスは2月13日、10月27~28日に開催する2018年シーズン最終戦をラリークロス誕生の地であるイギリス・リッデンヒルで開催すると発表した。

 サーキットレースとラリー競技の要素をあわせ持つラリークロスは、ヨーロッパなどで人気を博しているカテゴリーだ。

 そのなかでレッドブルが冠スポンサーを務め、主に北米を中心に開催されているGRCは、2018年開催予定の全12戦のうち、最終戦となる第11~12戦を2013年以来5年ぶりに欧州圏で開催すると発表していたが、具体的な開催地については伏せられていた。

 今回、開催地として発表されたリッデンヒル・ラリークロスサーキットは、ドーバー海峡にほど近いリッデンにあるサーキット。およそ50年前にラリークロス競技が誕生した地として知られ、欧州中心のラリークロス『WorlrdRX世界ラリークロス選手権』では2017年までイギリス戦の舞台となってきた。

 このGRCリッデンヒル大会ではワイルドカード参戦枠が用意されることも明らかにされ、WorldRX参戦ドライバーとGRCドライバーによるバトルが見られる可能性もある。

 GRCのコリン・ダインCEOは「レッドブルGRCをリッデンヒルという歴史的な場所で開催することは、長年待ち望んでいたヨーロッパ大会復活にふさわしい」と語る。

「GRCに参戦するチームやドライバーは、ラリークロス誕生の地でチャンピオンをかけた戦いに臨むことを心待ちにしている」

「ダブルヘッダーとして開催される10月27~28日、ファンはこれまで見たことのない激しいレースを目の当たりにするだろう」