映画『リバーズ・エッジ』の主題歌付き予告編が公開された。
今回公開された予告編では、同作のために小沢健二が書き下ろした主題歌“アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)”と共に、全裸で縛られてロッカーに閉じ込められている山田をハルナが助け出す様子など新たに追加された場面も確認できる。なお同曲を収録した小沢のニューシングル『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』が明日2月14日にリリースされるほか、映画公開日と同日の2月16日には『ミュージックステーション』で同曲と“ラブリー”を披露する予定だ。
ハルナ役を演じる二階堂ふみは主題歌について「まるで、問いかけるように、思い出を語らうように、寄り添うように、明日に向かう曲を聴きました」、山田役を演じる吉沢亮は「初めてデモを聴いた時から今日まで、毎日気が付くと頭の中で流れています」とそれぞれコメント。また行定勲監督は「予想を軽々と裏切ってくる楽曲をすばらしく思いました」と語っている。
岡崎京子原作の『リバーズ・エッジ』は、河原の死体を通じて歪んだ絆で結ばれていくハルナと山田、ゲイであることを隠して売春をする山田に過激な愛情を募らせるカンナ、暴力の衝動を抑えられない観音崎、大量の食物を口にしては吐くこずえ、観音崎と体の関係を重ねるハルナの友人ルミら、事情を抱えた高校生たちを巡る物語。