2月13日、ホンダが都内で全日本ロードレース選手権参戦チームの取材会を行い、そのなかでチームHRCの監督に元MotoGPライダーの宇川徹氏が就任すると発表した。
チームHRCは、マレーシア・セパンで行われたMotoGPオフィシャルテスト前に行われたメーカー合同テストに参加。この場には宇川氏の姿もあり、宇川氏がチームHRCの監督を務めるのではと噂されていた。
そんななか行われた取材会で、ホンダは宇川氏のチームHRC監督就任を正式発表。宇川監督指揮の下、チームは高橋巧とともに全日本ロードJSB1000と鈴鹿8時間耐久ロードレースに挑む。
チームを率いる宇川監督は取材会で「ワークス(体制)復活ですが、チームはゼロからのスタートとなります。10年ぶりの新生HRCの狼煙を上げるために頑張ります」と意気込んだ。
そのほか取材会にはJSB1000でHRCがサポートするMuSASHi RT HARC-PRO.Honda(ムサシRTハルク・プロ・ホンダ)とMORIWAKI MOTUL RACING(モリワキMOTULレーシング)も登場。
ハルク・プロは水野涼をエースにチーム2連覇を、モリワキは森脇護氏が監督を務め、高橋裕紀と清成龍一の2台体制で国内最高峰のバイクレースに挑む。