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ハルク・ホーガン(64)WWEに戻る決意 親友リック・フレアーに相談

2018年02月13日 14:23  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ハルク・ホーガン再びWWEのリングへ
米人気プロレスラーとして最高の存在感を示し、スポーツ・エンターテイメントの世界をそれは沸かせたハルク・ホーガンが、またしてもリングに上がろうとしていることがわかった。御年64歳の彼をそこまで駆り立てるもの。それはやはり、誰にも負けないプロレスへの強い愛着と「俺こそが」という自負心にほかならないようだ。

ハルク・ホーガンとのインタビューを経て、「彼が再びWWEのリングに再び戻ってくる」と独占的に報じたのは米芸能スポーツ情報サイトの『TMZ』。同プロレス団体の代表取締役会長兼最高経営責任者で、2015年の解雇事件以来関係が悪くなっていたビンス・マクマホン氏のゴーサインを待つばかりとなっているとのこと。ホーガンは「心身共に準備は万端。俺たちは同じ目標に向かって進んでいる。満を持して完璧なタイミングを待ちたい」と話している。

このほど「Seminole Hard Rock Hotel and Casino Tampa」で行われたファンとの交流イベントに、長年の友人で代理人も務めてくれているリック・フレアー(68)と揃って出席したホーガン。彼らはその直前に『TMZ Sports』とのインタビューに応じた。プロレスラーとして人気の絶頂を極めた後は映画にも出演し、タレント業とレストランビジネスを成功させていたホーガンだが、「とにかくレスリングが好き」と語る彼はレスラー人生に残ってしまったある汚点が許せないもようだ。

「ハルク・ホーガンというプロレスラーについて報じられている最終章を私は刷新したいと思っている。過去に遡って塗り替えてしまいたいことがたくさんあるね」とホーガン。彼が気にしているのは2015年7月にWWEから解雇されたこと。2005年にはWWE殿堂入りすら果たした彼だが、流出した8年前の動画のなかに人種差別発言があったことがわかり、WWEはホーガンを解雇し、彼の名がついた商品をすべて抹消してしまったのだ。だが動画流出に激怒したホーガンは裁判で勝訴。これによりWWEの姿勢は少しずつ和らぎ、ファンはホーガンの復活を夢見るようになっていた。

隣でそんな彼に温かい眼差しを向ける親友のフレアー。彼は「ホーガンはとても心の優しい男だよ。数年前、俺はお金に困っていて、そんな時にポンとお金をくれたのがホーガンだった」と語っている。日本のアントニオ猪木をリスペクトし、『イチバン!』の叫び声をアメリカに逆輸入して大好評を博したホーガン。満身創痍となりながら数々の手術や治療を経て還暦を迎え、再びリングに上がろうとしている彼を一目見たいというファンは日本にも大勢いるに違いない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)