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"BORO"が一堂に、藍染古布コレクションを展示販売

2018年02月13日 10:53  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

藍染木綿の野良着 年代不明 Image by: 兒嶋画廊所蔵
渋谷区松濤にあるアートスペース アツコバルー arts drinks talkで、「記憶の布 ~BOROの世界~展」が開催される。会期は3月3日から4月1日まで。

 同展では、傷んだ布を切れ端で補強して何代にもわたり受け継がれた布"BORO"に着目。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」「キャピタル(KAPITAL)」などの有名ブランドのデザイナー達がインスパイアされるなど、BOROが持つ独特の魅力に迫る。
 会場では兒嶋画廊所蔵の藍染古布コレクションの一部を展示販売。年代不明の野良着や足袋などがそろい、一部の作品は実際に触れることもできる。また、コラボレーション企画として、ダンボール彫刻家 本濃研太の立体作品と、嗅覚とアートの融合を試みる匂いのアーティスト MAKI UEDAによる作品を展示。アツコ・バルーは「作品でもない、ファッションでもない、これらの布は必然に依って作られてきた。だから説得力がある。その上、デザインも考えられている。貴族や富裕層では作り得なかった庶民の優れた美的センスを見ていただきたい」とコメントしている。
■記憶の布~BOROの世界~会期:2018年3月3日(土)~4月1日(日)会場:アツコバルー arts drinks talk開館時間:水~土 14:00~20:00、日 & 月 11:00~18:00定休日:火曜日入場料:500円問い合わせ:ab@l-amusee.com / 03-6427-8048公式サイト