F1のCEOであるチェイス・キャリーは、F1にグリッドガールがいることに反対ではないらしいが、女性がいることに否定的なファンの感情が拡大しつつある状況を優先したようだ。
先週、F1は伝統ある“華やかなグリッドガール”を、今季から子供やF1ドライバーを目指す若いチャンピオンに置き換えることを決断した。
この動きはF1やファンコミュニティ、またそれ以外の場所でも激しい議論を引き起こし、革新を目指す人々と、伝統を重んじる人々がそれぞれの言い分を主張した。
「人々の反応は我々が想像していた通りだったと思う」とキャリーはメディアに語った。
「私が個人的に決められるとすれば、グリッドガールを気に入っている。しかし決断は私のためではなく、ファンのために行うものだ」
F1の決断の中心にあるものは、グリッドガールのコンセプトが“搾取的”であるとするファンの視点だとキャリーは付け加えた。しかしながら一部では、この動きがF1の華やかな面を奪ってしまうとも考えられている。
「華やかな魅力は維持するつもりだ。レースでは今後も美しい女性たちを配置するだろう。だが進化することも続けなければならない」とキャリーは語った。