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GTドライバーがゲームで対戦。本気のバトルは塚越が制す/大阪オートメッセ トピックス

2018年02月11日 00:02  AUTOSPORT web

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GTマシン4台のお出迎え。会場に入った瞬間からテンションが上がる
2月10日から開催中の『大阪オートメッセ2018』。今回も各ブースでさまざまなイベントや展示が行われている。初日はスーパーGTドライバー同士が、スーパーGTレースゲームで対戦。会場は大いに湧いた。

 『大阪オートメッセ2018』の初日は一日中雨が降り、かなりの冷え込み。とはいえたくさんのクルマ好き、レースファンが訪れた。初日は10時からオープニングセレモニーが開催。ステージ上のテープカットで幕を開けた。

 西ゲートの入り口入ってすぐ、スーパーGTマシンがお出迎えしてくれる。2017年GT500クラスチャンピオンマシン37号車KeePer TOM'S LC500、GT300クラスチャンピオンマシン4号車グッドスマイル初音ミクAMG、そして12号車カルソニックIMPUL GT-Rと99号車NSX CONCEPT-GTの4台だ。

 さらにこのスペースには、GT500のモノコックも展示されている。

 11時30分からはイベントステージで『スーパーGTスペシャルステージ』として、GTドライバーやGTアソシエイション坂東正明代表が登場。1時間にわたりトークショーを行った。このトークショーは2月11日、12日も開催予定なので要チェック。ただし、坂東代表の登場は初日のみ。

 そして13時20分からは、展示されていた4号車グッドスマイル初音ミクAMGのエンジン始動デモンストレーションが実施。こちらも2日目、3日目と実施予定なのでぜひ間近でGTマシンのエンジン音を堪能しよう。

 この日の夕方には2号館のスーパーGTブースで、スーパーGTドライバーによるトークショーやサイン会、そして“SWDC対戦”が行われた。SWDCとは“SEGA World Drivers Championship”というアーケードゲームのこと。スーパーGTの世界を堪能できる、SEGAが開発したスーパーGT公認ゲームだ。

 2号館のスーパーGTブースではこのゲーム機4台がずらりと並び、先行体験会が行われている。そのSWDCで、2017年GT500クラス、GT300クラスチャンピオンドライバーである塚越広大と谷口信輝、“公式応援団長”のお笑い芸人こにわさん、そして来場者のなかからじゃんけんで勝ちぬいた男の子の4名が対戦した。

 実況はこれも本格的にスーパーGT公式アナウンサーのピエール北川さんが務め、実際のレースさながらの戦いとなった。ちなみにゲームのなかの実況も、ピエール北川さんが担当している。

 このSWDC対戦も最終日まで開催予定。今回の対戦後、向かって一番左のゲーム機に塚越と谷口がサインを入れた。ちなみにこのゲーム機、1月に東京都の伊勢丹新宿店で開催された『スーパーGT展』でも置かれていたもの。このときトークショーを行った関谷正徳監督、金石勝智監督、片山右京監督と坂東代表が対戦を行い、その4名のサインも書き入れられている。

■まだまだ見どころ満載。マツダのブースにはレストア途中の車両が

 マツダのブースで展示されていたのが、このレストア過程の車両。実際にレストアするときに行う下塗り状態のクルマが見られるようになっている。

 NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が主催する『2018年次RJCカー・オブ・ザ・イヤー』を受賞した、『スイフト』のスイフトスポーツが展示されているスズキのブース。

 また、トヨタのブースでは『東京オートサロン2018』で展示され注目を集めた『GRスーパースポーツコンセプト』が展示されている。

 スバルのブースには、2017年10月に開催された『第45回東京モーターショー』の出品車をベースにした『SUBARU VIZIV PERFORMANCE STI CONCEPT』が登場。

 エントランスとスーパーGTのブース以外にも、GTマシンが展示されている。こちらはNGKブースに展示されている、2016年チャンピオン獲得マシンのMOTUL AUTECH GT-R。

 日野自動車のブースでは、3名のアーティストがトラックをキャンバスに3日間でひとつの絵を完成させるデモンストレーションが行われている。

 4輪だけではなく2輪展示もあり。こちらは電動バイクの『Lehe K1 Japan Model』。なんと折り畳み可能で重量もわずか約18キロと、ドライブのお共にもできそう。

 2日目、3日目も各ブースでのイベントや展示、アーティストによりライブなど見どころが盛りだくさん。来場予定の人は回り損ねないよう、各種イベントは早めにチェックしておくといいだろう。ちなみにメインステージでのイベントを見るときにはかなり寒い思いをするため、しっかりと防寒することをおすすめする。