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スーパーGT:LMcorsaが大阪オートメッセで2018年体制発表。吉本、宮田らも電話出演

2018年02月10日 20:12  AUTOSPORT web

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監督、ドライバー、レースクイーン総出での体制発表となった
2月10日にインテックス大阪で開幕した『大阪オートメッセ2018』の大阪トヨペットブースで、LM corsaが2018年の体制発表を行った。

 LM corsaが2018年シーズン、OTGモータースポーツとK-tunes Racingの2台体制で参戦することはすでにお知らせしたとおり。K-tunes Racingは先月1月に東京オートサロンで体制発表を行い、OTGモータースポーツも先日リリースで参戦体制を発表している。

 大阪オートメッセで行われた体制発表は、大阪トヨペットブースで実施される毎年恒例のイベント。集まったファンの前でスーパーGTを含むOTGのモータースポーツ活動について、あらためて発表が行われた。また、OTGモータースポーツとして86BRZに複数台参戦することも明かされた。

 この日登場したのはGT300クラスに参戦するK-tunes Racingの新田守男と影山正彦監督、そして86BRZ参戦ドライバーとして服部尚貴、菅波冬悟、プロモーションアドバイザーの脇坂薫一。

 さらに現在マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでスーパーGTテスト中であるLM corsaのもう1チーム、OTGモータースポーツの吉本大樹、宮田莉朋、飯田章監督がインターネット回線を通じてテレビ電話で出演し、2018年の意気込みなどを語った。

「順調にテストが進んでいますよ。2018年はみなさんにいいレースを見せられるのではないかと思います」と飯田監督。

 吉本も「セパンに来て二日目。タイヤテストも順調に進んでいます。昨日初走行を終えましたが、気持ち悪いくらい順調に進んでいます」とコメントし、テストでの好調さをうかがわせる。また、2018年からGTデビューを飾る宮田は「シーズンに入ったらいいレースをしたいです」と語った。

 一方、大阪オートメッセに登場したK-tunes Racingの影山監督は「2年目の2018年は体制も変わりました。2017年はゼロからのスタートでしたが、2018年はイチからで2017年の実績やデータがあります。とはいえ初心に戻って、結果を残したいですね」とあらためて飛躍のシーズンにすることを誓った。

「2017年は1勝できればいいかなと思っていたので、2勝できるとは思っていませんでした。なので昨年以上の結果を出すというのは、責任が重いなとは感じています」

 ドライバーの新田は「2017年はRC F GT3が新しい車両になりました。開発の進み具合はいろいろ見ていましたけど、スピードが非常に早いです。2017年一緒にレースをしていて、いろいろパフォーマンスの高さを感じるところもありました」とマシンへのポテンシャルに期待感をうかがわせる。

「最多勝更新は、毎年したいと思っています。でも、スーパーGTで勝つことはすごく大変なんです。最多勝記録を争う高木真一に対して僕の方が勝ち星を積み重ねられていないので、今年は突き放したいですね」

 最後には、LM corsaとOTGモータースポーツのレース活動に華を添えるレースクイーンも登場。2018年シーズンを戦うチーム体制がファンの前で報告され、にぎやかな参戦体制発表となった。