2018年のスーパーGT300クラスにベントレー・コンチネンタルGT3で参戦するEIcars BENTLEYは、神奈川県出身の小河諒がチームに加わると発表。3月17~18日に岡山国際サーキットで開催される予定のスーパーGT公式テストでもチームに帯同し、ルーキーテストに参加する。
愛知県下でベントレーをはじめアウディやフォルクスワーゲン、BMW等のディーラーを展開するアイカーズ。2018年は井出有治/阪口良平というコンビを継続すると同時に、地元である愛知から活動を盛り上げるべく、レースクイーンに名古屋の大須を拠点とするアイドルグループを起用するなど、さまざまな取り組みを行っている。
今回、チームに加わった小河は神奈川出身だが、父親であるSWCスポーツカー世界選手権で日本人初優勝を遂げた故・小河等さんが愛知県出身ということで「僕にとっても第二の故郷」だという。
小河は2010年に4輪レースデビューを果たすと、ポルシェカレラカップジャパンや全日本F3-N、スーパー耐久ST-4などでシリーズチャンピオンを獲得している若手ドライバー。今回、1年間チームに帯同していくこととなる。
また、3月に岡山で開催される公式テストでは、チームが走らせるコンチネンタルGT3でルーキーテストにも参加する。小河自身は2016年にスーパーGTルーキーテストに合格しているが、2シーズン以上スーパーGTのレースには参加していないため、今回もう一度テストを受けることになったようだ。
「この度、EIcarsのチームの一員としてテストに参加させて頂くことになりました」と小河。
「父の出身地でもあり、僕にとっても第二の故郷である愛知県のチームからテストに参加させていただくことを大変光栄に思います」
「このチャンスを最大限に活かし、井出選手、阪口選手からたくさんのことを吸収させて頂き、ドライバーとして成長したいと思います」
「また、ディーラーチームとしてスーパーGTに参戦するEIcarsさんにシーズン通して帯同させて頂き、人間としてもより大きく成長できる1年にしたいと思います」
「このようなチャンスを与えて頂いたEIcarsさんに心から感謝申し上げます」