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サルマ・ハエック、ハーヴェイ・ワインスタインからの暴言明かす

2018年02月10日 19:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

『フリーダ』に主演したサルマ(画像は『Frida 2016年11月26日付Facebook「“At the end of the day, we can endure much more than we think we can.” #MiramaxIcons」』のスクリーンショット)
セクハラ行為を何年も繰り返していた映画界の大物ハーヴェイ・ワインスタインについて、「私がロケ地を移動するたび、突然ホテルの部屋にやって来たものです。ある時など、彼とは関係のない映画をロケ地で撮影していたのに、彼は私の所にやってきて…」など語っていた女優サルマ・ハエック(51)が、このほど再びインタビューを承諾。さらにワインスタインの悪質な発言を暴露した。

ハーヴェイ・ワインスタインが設立したミラマックスなどが配給した『フリーダ』(2002年)に主演したサルマ・ハエックが、『Oprah’s SuperSoul Conversations』に出演。そこで同作品を撮影していた時期を振り返り、ワインスタインの暴言をこう暴露した。

「こう言われたの。殺してやりたいって。映画の監督ジュリー・テイモアにも、こう言っていたわ。『あの最低女の膝小僧をかち割ってやるぜ』ってね。」

そして何年も前にワインスタインの蛮行を明かさなかった理由を、サルマはこう説明している。

「自分が臆病者であることを、恥ずかしく思ったわ。20年も女性をサポートしてきたの。なのに怖気づいてしまった。」
「ワインスタインに関する情報が一気に明かされた時、自分がそれまで口を閉ざしていたことを恥ずかしく思ったの。でも私の苦痛は、他の被害者の苦痛に比べればちっぽけなモノ。そう感じていたわ。」

セクハラのみならず、暴言まで吐かれても必死に耐えていたというサルマ。しかし『ニューヨーク・タイムズ』にはどれほどワインスタインの要求を拒否し続けたかを強調し、このように語っていた。

「ロケ地が変わり別のホテルに移動しても、突然夜にやってくる彼にNoと言ったのよ。」
「とにかくNo。そう、No、no、no、no、noと言い続けたの。」

拒否しても繰り返し性的な要求をした上、暴力をほのめかす発言でサルマを不快にさせたワインスタイン。長年表ざたにならぬのを良いことに「やりたい放題」「言いたい放題」だったというが、大きな社会的制裁を今後も受けていくことを今になって思い知り、本人が誰よりも驚いているはずだ。

画像は『Frida 2016年11月26日付Facebook「“At the end of the day, we can endure much more than we think we can.” #MiramaxIcons」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)