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マクラーレンF1チーム首脳、ハミルトンとアロンソのコンビ再結成を望む

2018年02月10日 13:21  AUTOSPORT web

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過去には緊迫した関係だったが、現在は打ち解けた様子も見られるようになったハミルトンとアロンソ
万が一にもメルセデスF1とハミルトンが契約を継続しなかった場合、マクラーレンは彼の加入を歓迎すると、ザック・ブラウンは述べている。

 4度のF1チャンピオン獲得経験を持つハミルトンは、優勢を保つメルセデスとの契約延長を今も決定していない。しかしチームのトップであるトト・ウォルフは、新たな契約が合意に至るのは「時間の問題」だと主張している。

ハミルトンは2007年に、マクラーレンのサポートのもとでF1キャリアをスタートさせており、翌年に同チームで初のタイトル獲得を成し遂げた。ブラウンは、ハミルトンを古巣に呼び戻すチャンスがあれば、すぐさま飛びつくだろうと言う。

「ルイスはここで歴史を築いてきた。彼は信じられないほどのドライバーだ。ピットレーンに並ぶチームのなかで、ルイスをドライバーにすることに関心を抱かないチームなどない。私達も含めてね」とブラウンは、ウォーキングで開催されたメディア・イベントのなかで述べた。

 モータースポーツの頂点であるF1での初年度、ハミルトンはフェルナンド・アロンソとコンビを組んでいた。両者間の関係は上手くいかず、結局アロンソは1年でチームを去ることになった。

 ブラウンは、ふたりの強大なスターが、再び手を組んで仕事にあたることは可能であると考えている。

「フェルナンドは誰とでもレースをするだろう。フェルナンドとは、彼自身以外の話をしたことがない。フェルナンドは誰であれチームメイトとして受け入れる」

「素晴らしいチャンピオンがふたりとなると、扱いは難しくなる」

「彼らの心構えを、良いものにしておく必要がある。ルイスは正しく管理するべきドライバーだが、トト(・ウォルフ)はパフォーマンスを引き出せるように上手くやっているようだ」