WECルーキーテストで8号車トヨタTS050ハイブリッドに乗り込むフェルナンド・アロンソ 2018年、トヨタとともにWECに参戦することが決定したフェルナンド・アロンソが、今季仕様のTS050ハイブリッドのテストを終えた感想を語った。
F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間の三大レース制覇を目指すアロンソは、2018年、F1と同時にWECのシリーズも戦う。アロンソは2017年11月にWECルーキーテストでトヨタのLMP1カー、TS050ハイブリッドをドライブしているが、1月末、トヨタがスペイン・アラゴンサーキットで3日間にわたって行ったテストに参加し、2018年仕様のマシンを初めて試した。
トヨタはアロンソのテストの様子とコメントをまとめた動画を発表した。
「驚くべきマシンだ。極めて特別なものだね」とアロンソは語っている。
「4輪駆動で、ハイブリッドシステムのエネルギーもあるから、加速がまるでロケットシップのようだ」
「コーナーから立ち上がるとき、シートに押し付けられる感じがし、目を大きく見開いてしまう。レーシングドライバーなら誰もが一度はこの感覚を味わうべきだ」
「ル・マンをはじめとする世界最高のサーキットで、トヨタのような世界最高レベルのチームでレースをするのは、大きな特権だし、夢がかなった気分だ」
現時点ではアロンソは両カテゴリーあわせて25回のレースに出場する予定で、F1アメリカGPと重なる富士6時間の日程変更も検討されている。過酷なスケジュールだが、しっかり準備を整えて戦っていくとアロンソは語った。
「6月が待ちきれないよ。でも(ル・マンという)ビッグイベントの前に何度かテストを行う必要がある。このレースを尊重し、しっかり準備を整えなければならない」
「身体の状態を整え、しっかり準備をし、効率的に移動して備えたい」
We're excited to hear the first comments from @alo_oficial after testing our newly revealed #TS050!#PushingTheLimitsForBetter pic.twitter.com/PBHlJt75BD— TOYOTA GAZOO Racing WEC (@Toyota_Hybrid) 2018年2月8日