メルセデス・モータースポーツのボスであるトト・ウォルフは、メルセデスがモータースポーツのジュニアランクで活動する10代の才能をチェックしており、次世代のルイス・ハミルトンを探していると述べている。
現在メルセデス傘下のドライバーには、2019年にメルセデスでのシート獲得の可能性があると見られているエステバン・オコン、チームのジュニアドライバーで2017年のGP3チャンピオンであるジョージ・ラッセル、F1でのシートを失った後、今年はDTMに復帰するパスカル・ウェーレインがいる。
しかしウォルフは、カートを含むいくつかのシリーズでレースをしている、急成長中の人材も注視していると語っている。
「ルイスが最終的にF1はもう十分だと決断するだろう5年~7年後に向けて、我々は次のルイス・ハミルトンを見つけるために常に目を配っているところだ」とウォルフは語った。
「完全に考え方をオープンにして、取り組んでいる。我々はカートにさえ注目しているよ」
「我々は12歳になろうかという年若いイタリア人の少年をサポートしている。楽しんでやっているよ。今の時点でどのシリーズにいようと関係なく、才能を発掘しようとしているのだ」
ジョージ・ラッセルは昨年のブラジルGPで正式にF1のフリー走行デビューを果たし、メルセデスのカスタマーチームであるフォース・インディアで走行した。
19歳のラッセルは今シーズンF2に昇格し、トップチームのARTグランプリから参戦する。