2017年から活動を再開したスーパースポーツ世界選手権(WSS)は、引き続き『GRT Yamaha Official WorldSSP Team(GRT・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSSPチーム)』として参戦。2017年チャンピオンのルーカス・マヒアスとフィデリコ・カリカスロに加え、アルフォンソ・コッポラの顔ぶれとなった。
そして、全日本ライダーとして活躍する藤田拓哉がEWCに参戦することが明らかになった。藤田は2017年シーズン、YAMALUBE RACING TEAM(ヤマルーブ・レーシング・チーム)から全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦していたが、2018年は耐久レースに戦いの場を移す。
所属チームは『YART Yamaha Official EWC Team(YART・ヤマハオフィシャル・EWCチーム)』。2016/17シーズンはランキング3位を獲得したチームだ。チームメイトはブロック・パークスとマービン・フリッツとなる。このチームからは昨シーズン、野左根航汰がEWCに参戦しており、藤田がそのあとを引き継いだ形だ。
EWCの2016/17シーズンチャンピオン『GMT94 Yamaha Official EWC Team(GMT94・ヤマハオフィシャル・EWCチーム)』は、ダビデ・チェカ、マイク・デ・ミオ、ニッコロ・カネパと同じ顔触れで2連覇を目指す。