全日本スーパーフォーミュラ選手権を戦うTEAM IMPULは2月8日、2018年の参戦体制を発表。関口雄飛と平川亮のコンビでドライバーとチームのダブルチャンピオン獲得を目指す。
TEAM IMPULは2017年、関口とヤン・マーデンボローのふたりを起用。関口は第2戦岡山のレース2、第6戦SUGOで優勝する活躍をみせた。ルーキーイヤーだったマーデンボローも第2戦レース1の予選で5番手を獲得するなど速さをみせた。
2018年は関口を継続起用するとともに、2017年のスーパーGT500クラスウイナーである平川亮という安定した速さを誇る若手ふたりを揃えることになった。なお、関口はIMPUL所属3年目、平川は2年ぶりのスーパーフォーミュラ復帰となる。
チームを指揮する“闘将”こと星野一義監督は「ドライバーは若い日本人2人となりました。関口はこれまで通りガンガン攻めてくれると思いますし、平川も後の心配をすることなく思いっきり走って欲しいと思います」とドライバーに期待を寄せる。
関口は「一昨年、昨年とシーズン2勝ずつできたものの、シリーズチャンピオンは獲得できませんでした」と悔しさをにじませた。
「毎年開幕戦と最終戦は鈴鹿で開催されるのですが、過去4レースで0.5ポイントしか獲得できていません。したがってシリーズチャンピオンを獲得するには鈴鹿でのレースが肝になります」
「今年こそは、この問題を解決しシリーズチャンピオンになれると信じています。応援よろしくお願いします」
また、2015年以来のシリーズ復帰を果たす平川は「2018年シーズンは、TEAM IMPULから2年ぶりにスーパーフォーミュラに戻ってくることができました。まずは優勝、そしてチャンピオンを目指して初戦鈴鹿から全力で走ります」と意気込みを語っている。