レース中の事故で両脚の一部を失ったビリー・モンガーが、事故からわずか10か月でF3マシンのテストを行った。
2017年4月、F4のレースでクラッシュしたモンガーは、両下腿を切断しなければならなかった。
しかし18歳のモンガーは事故直後から、レーシングドライバーとしての夢を諦めないと宣言、昨年早くもVWファン・カップのマシンに乗った。また、FIAおよびイギリスのモータースポーツ連盟MSAとともに、障害を持つドライバーがシングルシーターのレースに出場するのを妨げている規則を変更するためのの取り組みも行った。
そして6日、モンガーはカーリンとともにBRDCイギリスF3マシンのテストを開始、オールトンパークを走行した。事故以来シングルシーターのマシンをドライブしたのはこれが初めてだった。
今年1月、モンガーはSky Newsに対して、「次のシーズン、F3で走ることに気持ちを集中させている。予算の問題に取り組んでいるところだ。将来的にはF1に進みたい」と語った。