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泊まり込みでのレース観戦にも。最大5名が就寝可能なメルセデスの車中泊仕様『Vクラス』登場

2018年02月08日 15:52  AUTOSPORT web

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就寝スペースを確保できる広々とした室内空間を実現した『V 220 d Marco Polo HORIZON』
メルセデス・ベンツのプレミアム3列シートミニバンとして2015年にも日本上陸を果たした3代目『Vクラス』に、専用装備により室内の居住性および快適性を向上させ、最大5名までの就寝スペースを確保できる広々とした室内空間を実現した『V 220 d Marco Polo HORIZON』が追加設定。2月2日より受注開始となっている。

 日本仕様車専用に開発された2.2リッター直列4気筒ブルーテック、クリーンディーゼル1本のエンジン設定ながら、標準、ロング、エクストラロングの3バリエーションのボディを持つ『Vクラス』。

 その標準ボディ車をベースに、車内で快適に休むことができるポップアップルーフやフルフラット機能付ベンチシート、回転式シート(前席)など、居住性および快適性を高める専用装備に加えて、先進の安全運転支援システムを標準装備したのが今回の追加グレード最大の特徴となっている。

 外観上でも、通常モデルとの明らかな識別点となるポップアップルーフは、車内とは別にフルフラットな就寝スペースを提供。その内部には2名まで使用可能なベッドとリーディングライトが備えられ、家族での遠出の際や、車中泊での長期旅行などで威力を発揮する快適な就寝スペースが確保された。

 また、3列目シートにはゆとりあるレイアウトを可能とするフルフラット機能付ベンチシートを採用し、車内にも広々としたフラットなスペースを確保。就寝時は最大3名までが利用可能なほか、アンダーシートボックスも備えており、足元に充分な収納スペースも用意されている。

 前席(運転席および助手席)には最大230度回転する機能を採用し、前席を回転させることで後席対面式のゆとりあるレイアウトが実現。メルセデス自身が謳う“プレミアムアウトドアミニバン”としての性能に、より磨きが掛けられている。

 さらに自慢の先進安全装備も充実し、追突のリスクを低減するレーダー型衝突警告システム“CPA(衝突警告システム)”、最適な車間距離を自動で維持するとともに先行車が停止した場合は減速して停止する“ディストロニック・プラス”、ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告する“ブラインドスポットアシスト”、車線逸脱をステアリングの微振動で警告する“レーンキーピングアシスト”、危険を察知した際に安全装備の効果を最大限に高める“PRE-SAFE”などを含む“レーダーセーフティパッケージ”を標準装備。

 さらに、長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知して注意力低下を警告する“アテンションアシスト”、走行中の横風に対して車両片側のブレーキ制御を行うことでより安定した走行をサポートする“クロスウインドアシスト”なども採用し、長旅でのドライバー疲労を軽減する機能も備えられた。

 すでに受注を受け付けている『V 220 d Marco Polo HORIZON』は、発売後最初の納車予定日を7月頃と予定しており、価格は846万円となっている。
メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp