マックス・フェルスタッペンは、今年タイトル獲得のチャンスがあるかどうかは、レッドブルF1の新型マシンでたった1日テストをすれば分かるだろうと語っている。
20歳のフェルスタッペンはF1での4シーズン目に乗り出そうとしており、2月26日からバルセロナでプレシーズンテストが始ると同時に、レッドブルとエンジンパートナーのルノーがすぐさま全力で取り組んでくれることを期待している。
2018年マシンのステアリングを握り、今シーズン先頭集団で戦えるチャンスがあるかどうか確かめることを、フェルスタッペンは他の誰もと同じように気にかけている。
「普通はシーズン序盤に感触がわかるものだが、そこがゴールというわけではない」とフェルスタッペンは語り、以下のように続けた。
「一番重要なのは、新マシンのドライビング上の性質を見極められるように、テストで信頼性を得ることだ。でもマシンが良いものかそうでないかは、テスト1日目ですぐ分かるよ」
レッドブルは2017年終盤で調子を上げ、フェルスタッペンがマレーシアGPとメキシコGPで優勝を飾った。フェルスタッペンはこの勢いを維持したまま、開幕戦オーストラリアGPに臨みたいと思っている。
「新しいマシンとエンジンを手にした僕たちに、どれだけの競争力があるかということについては、もちろんまだ様子を見る必要がある。でもドライバーとしては、常に自分に対する信念を持つ必要があると思う」とフェルスタッペン。
同僚たちと同様にフェルスタッペンも冬の休暇を楽しんだが、すでに数週間にわたって完全な準備モードに入っている。
「F1での最初のシーズンに比べたらもう少しリラックスできている。今なら何が僕を待ち構えているか分かっているからね。でも身体的な面では難しい。だからまだしっかりトレーニングをする必要がある」