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「人生に耐えられない、許して」 愛と苦悩に生きた歌姫を描く『ダリダ』5月19日公開

2018年02月08日 11:52  リアルサウンド

リアルサウンド

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 60年代のスター歌手ダリダを描いた映画『Dalida』が、『ダリダ~あまい囁き~』の邦題で、5月19日に公開されることが決定した。


 ダリダは、ミス・エジプトに輝いた美貌とエキゾチックな歌声で一躍スターダムにのし上がった歌手。1973年には、アラン・ドロンとのデュエット曲「あまい囁き」が大ヒットを記録したが、輝かしい功績の裏で、人知れぬ苦労を抱えており、「人生に耐えられない、許して」と書き残して54歳で命を絶った。


 そんなダリダを演じるのは、モデル出身で『チャットレディ 偽りの代償』に出演していたスヴェヴァ・アルヴィティ。あわせて公開された予告編には、女性としての幸せを絶えず求め続けるダリダ(アルヴィティ)が、「気づけば、愛も希望も子供もない」と悲しげに語る姿が映し出されている。


 「歌だけがわたしを輝かせる」と書かれたポスターからは、60年代から70年代の洗練されたファッションと、華やかなステージの様子が伺える。(リアルサウンド編集部)