ルノーは、ルノー・スポール・レーシングと石油会社大手BP/カストロールとのパートナーシップを強化、「少なくとも5年」の契約延長を行ったことを発表した。さらに市販車部門の技術開発においても提携することが明らかになった。
2017年1月末、ルノーF1チームはトタルに代えてBP/カストロールと5年にわたるパートナーシップを締結したことを発表した。それから約1年後の2月5日、グループ・ルノーは、ルノー・スポール・レーシングとBPの関係を強化するとの発表を行った。BPはルノー・スポールF1チームへのサポートを少なくとも今後5年間は継続し、ルノー・日産・三菱アライアンスとともに、グローバルな活動をする新たな機会を探るということだ。
2017年シーズンを終えた段階で、ルノー会長兼CEOのカルロス・ゴーンとBPグループのチーフエグゼクティブ、ボブ・ダドリーが会合を行い、BP、カストロール、ルノー・スポールF1チームがさまざまな分野で協力し合っていくというビジョンを共有。BP/カストロールによる燃料と潤滑油の供給に加え、F1以外の分野にもパートナーシップを拡大し、モビリティソリューションや新しいテクノロジーの開発に取り組むことで合意した。