舞台『バリーターク』が4月14日から神奈川・横浜のKAAT神奈川芸術劇場、5月12日から東京・三軒茶屋のシアタートラム、6月16日から兵庫・西宮の兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで上演される。
『バリーターク』は、『トニー賞』ミュージカル脚本賞を受賞した舞台版『ONCE ダブリンの街角で』や、デヴィッド・ボウイの遺作のミュージカル『LAZARUS』などの脚本を手掛けたアイルランドの劇作家・脚本家エンダ・ウォルシュによる戯曲。ある部屋の中で日常的な営みを繰り返しながらバリータークという村の話を語り続ける2人の男と、彼らの奇妙な生活に関与する第3の男の姿を描く。
日本初演となる今回はKAAT神奈川芸術劇場の芸術監督・白井晃が演出。キャストには草彅剛、松尾諭、小林勝也が名を連ねる。草彅剛の舞台出演は約3年ぶり。同公演はKAAT神奈川芸術劇場と世田谷パブリックシアターによる初の共同制作作品となる。
白井晃は「何気ない日々の暮らしを繰り返すふたりの男の姿を通して、私たちが生きている意味や死の迎え方を考えさせられます。このドラマをKAAT大スタジオ/シアタートラムの小さな空間で、濃密な時間を創り出せるものと楽しみです」と意気込みをコメント。
またキャストについては「今回出演していただくみなさんは、私自身が熱望したお三方です。台本を読んだ時から、是非ご出演いただけないかと願っていた草彅剛さんがお引き受け下さり、映像を拝見していていつかご一緒したいと願っていた松尾諭さんと、何度もご一緒させていただいた尊敬する先輩小林勝也さんが出演下さることになり、最高のチームが作れたと思っております」と明かしている。
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