ジャストシステムは2月7日、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」の結果を発表した。調査は今年1月に実施し、同社が運営する「Fastask」のモニターで15~69歳の男女1100人から回答を得た。
インターネット関連サービスの中で、現在最も利用率が高いのは「Youtube」で71.8%。僅差で「LINE」(69.4%)となっている。次いで「ツイッター」(41.5%)、「フェイスブック」(37.7%)、「インスタグラム」(31.7%)とSNSが続く。
「知らない人からの友達申請は承認しない」という人が7割
フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、LINEの1日の平均利用時間を見ると、最も多いのは「ツイッター」で59.5分。次いで「LINE」(52.3分)、「インスタグラム」(51.4%)、「フェイスブック」(47.3%)となった。
年代別に見ると、10代と20代で「ツイッター」の平均利用時間が特に長く、10代は85.4分、20代は72.5分となった。以降、10代は「インスタグラム」(65.0分)、「LINE」(62.6分)、「フェイスブック」(49.4分)、20代は「LINE」(61.4分)、「インスタグラム」(58.8分)、「フェイスブック」(57.4分)の順に多かった。
SNS(フェイスブック、ツイッター、インスタグラム)の利用の仕方ついて聞くと、「知らない人からの友達申請は承認しない」と回答した人は「フェイスブック」が72.5%と最も多かった。以降、「インスタグラム」(63.9%)、「ツイッター」(60.8%)と続く。
「投稿する情報に合わせて公開する範囲を変更する」は、フェイスブック利用者で41.7%、ツイッターで36.2%、インスタグラムで34.9%。フェイスブックはオフラインでの繋がりを重視している人が多い、と言えそうだ。
自分のプライベートな情報は「フェイスブック」で投稿する?
「自分のプライベートな情報を投稿しない」と回答した人が最も多かったのは「ツイッター」で66.9%。以降「インスタグラム」(57.9%)、「フェイスブック」(54.5%)と続く。
「他の人のプライベートな情報を投稿しない」も1位が「ツイッター」(79.2%)で、次いで「フェイスブック」(77.6%)、「インスタグラム」(73.4%)となっている。ツイッターが両者ともに首位となった一方で、同SNSではプライベートを綴った投稿が炎上している様子もよく見られている。
情報漏えい防止という点で、SNSアカウントで他のサービスなどにログインできる「ソーシャル・ログイン」機能についても聞いた。「特に抵抗を感じることがない」と回答した人は24.2%。若い人ほど気にしない傾向にあり、「特に抵抗を感じることがない」は10代で40.0%、20代で33.5%と回答している。