2018年後期のNHK朝の連続ドラマ小説『まんぷく』でヒロインの夫役を長谷川博己が演じることが発表された。
10月1日から放送される『まんぷく』は、「チキンラーメン」や「カップヌードル」を開発した日清食品の創業者・安藤百福と妻・仁子の半生をモデルにした作品。脚本はドラマ『HERO』や『海猿』『ガリレオ』シリーズ、NHK大河ドラマ『龍馬伝』などを手掛けた福田靖が担当する。これまでにヒロインの福子役を安藤サクラが演じることが明らかになっていた。
長谷川博己が演じるのは、安藤演じる主人公・福子と生涯を共にする立花萬平役。ある出来事をきっかけに福子と出会った萬平はやがて彼女と結婚。製塩や栄養食品の開発、金融業など様々な事業を手掛けるも困難にぶつかり、全財産を失った47歳の春に、食文化に革命を起こす新たな事業を始めようと立ち上がるという物語だ。
長谷川博己はNHK連続テレビ小説に初出演。妻役を演じる安藤サクラは「初めてお会いした際、なんて面白い方なんだ!と笑いが止まらなかったことを覚えています。もともとファンだったので長谷川さんならば!と出演を決めました。大先輩との共演、とても心強く感じています。どんな夫婦になるか今からすごく楽しみです。共演は初めてですが必ずいい夫婦になるゾと予感しています」と期待を寄せている。
また制作統括の真鍋斎は「『立花萬平』は、いい時もあれば悪い時もあるという、まさに七転八起の人生を歩みます。当局に逮捕されてしまったり、全財産を没収されたりもします。しかし、どんなときでも彼が失わなかったのは“人間としての品格”であったと私は思います。これを体現できるのは、長谷川さんをおいて他にはないと確信しています」とキャスティングの背景を明かしている。