映画『孤狼の血』の新たな場面写真が公開された。
公開されたのは中村倫也演じる尾谷組構成員・永川恭二の場面写真。拳銃を構える姿や顔に傷を負っている様子、電話ボックスの中でタバコをくわえているシーンなどが捉えられている。
中村倫也演じる永川は役所広司演じる主人公・大上章吾ににらみを利かせる血気盛んな若者で、白石和彌監督が「狂犬」と語るキャラクター。中村自身は「こんな小動物みたいな顔した自分に務まるのか不安でした」と明かしている。
5月12日から公開される『孤狼の血』は、柚月裕子の同名警察小説をもとにした作品。暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、金融会社社員の失踪事件を発端として暴力団同士の抗争が激化していく様が描かれる。暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾役を役所広司、大上と共に捜査にあたる新人刑事・日岡秀一役を松坂桃李が演じるほか、真木よう子、江口洋介、中村獅童、竹野内豊、滝藤賢一、田口トモロヲ、ピエール瀧らがキャストに名を連ねる。