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ヤマト運輸の荷物数が4カ月連続減少、1月は8%マイナス

2018年02月07日 10:53  Fashionsnap.com

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 ヤマト運輸が、1月の小口貨物取扱実績を発表した。宅急便の荷物数は対前年比8.3%減の1億2,838万個と4カ月連続で減少となった。


 EC市場の拡大等により小口貨物の増加基調や、国内労働需給の窮迫など厳しい事業環境が続くなか、同社は「働き方改革」の一環で「デリバリー事業の構造改革」を推進している。昨年10月には宅配便の個人向け基本運賃を値上げしたほか、大口の法人顧客に対しては運賃の見直し交渉を進め、多くの顧客から理解と協力を得ているという。これらの取り組みが出荷量の抑制に繋がったとみられている。