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楽天がフリマアプリ「ラクマ」と「フリル」を統合、業界NO.1目指す

2018年02月07日 09:53  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

 楽天が、同社が運営するフリマアプリ「ラクマ」と、楽天グループのFablicが運営する「フリル」を、2月26日にサービス統合すると発表した。統合後、サービス名を「ラクマ」として展開する。

 「ラクマ」は、30代の男女を中心に幅広い層のユーザーを抱えており、一方「フリル」は日本初のフリマアプリとしてファッションやコスメなどを中心に主に10~20代女性から支持を得ている。今回の統合により、より充実した品ぞろえを提供する新しいプラットフォームとして生まれ変わる。
 楽天は、経営資源を集中させることで運営やマーケティングの効率化を図るほか、これまで培ってきた不正出品物検知の技術やユーザーとのコミュニケーションに関するノウハウを融合させ、より安心・安全なプラットフォームを構築。また、楽天グループのサービスとの連携を強化し、会員数約9,300万の顧客基盤を活かしてフリマアプリ業界ナンバーワンを目指すという。
 統合後は、現在の「フリル」にユーザーとデータを集約するため、「フリル」ユーザーはそのままアプリを利用できるが、「ラクマ」ユーザーは現在の「フリル」に移行する必要がある。販売中の出品物とこれまでの評価データは、「ラクラクお引っ越しツール」を利用して手軽に移行可能。なお、現在の「ラクマ」は今年3月以降、段階的に機能制限を行い、2019年中にサービスを終了する予定だ。